近年は、アニメを楽しむ人が増えていると言われています。しかし、
アニメを見るのが
めんどくさい
と感じることはないでしょうか?
日々の忙しさや気力の低下が原因で、アニメへの熱意が薄れ、見る気が起きない時もあるでしょう。
この記事では、アニメを見るのがめんどくさい理由と心理を深堀りします。
また、アニメが好きな人とそうでない人の割合から、「アニメを見ない人はつまらないのか?」「見たいけど見たくないアニメとは?」などの疑問まで、幅広い情報をお届けします。
アニメを見るのがしんどいと感じているなら、ぜひ読んでみてください!
- アニメを見るのがめんどくさい原因
- 日々の疲れやストレスが
アニメへの意欲をどう減少させるか - アニメを見る人と見ない人の割合
- 興味や気力が低下する
具体的な事例と対処法
アニメを見るのがめんどくさい主な原因8選
- 疲れが原因でめんどくさい
- 頑張り過ぎ|燃え尽き症候群
- 精神的な負担とストレス
- 時間の問題(エピソードを追うのが大変)
- 年齢や環境で興味が変わった
- たくさんアニメがありすぎる
- 短いコンテンツに慣れて集中力が続かない
- クオリティの問題
疲れが原因でめんどくさい
たとえお気に入りのアニメでも、日々の忙しさやストレスが溜まると、めんどくさいと思ってしまうことがあります。
これは、体や心が疲れてしまい、楽しむ余裕がなくなっているからです。学校や仕事の疲労や長時間の集中が原因で、家に帰ったら何もしたくなくなることはありませんか?
そんなときは、楽しみなはずのアニメすらも面倒に感じてしまいます。
頑張り過ぎ|燃え尽き症候群
アニメに熱中しすぎると、燃え尽き症候群を感じることがあります。
これは、何かに没頭しすぎて、気づいたときには精神的に疲れ切ってしまい、興味を失ってしまう状態です。
例えば、たくさんの新作アニメを追い続けることで、
あれも見なきゃ…
これも見なきゃ…
とプレッシャーになり、楽しむことが難しくなります。そんなときは、しばらく休息を取ることで、またアニメを楽しめるようになるかもしれません。
精神的な負担とストレス
アニメは楽しいものですが、作品によっては精神的にしんどいものもあります。
特に、物語が深く感情移入しやすいアニメでは、キャラクターの直面する困難や悲しい出来事が心に重くのしかかります。
そんな鬱展開が続くと、次に何が起こるか不安になったり、見ているうちにストレスを感じてしまいます。
そして最後には、アニメを見る気が起きなくなってしまいます。
時間の問題(エピソードを追うのが大変)
ほとんどのアニメは、エピソード数が多く、全てを見ようと思うとかなりの時間が必要です。
特に、長いシリーズ物アニメを最初から見ようとすると、その時間を確保するのが難しい人は多いのではないでしょうか。
学校や仕事だけでなく、他の趣味や家事などをしながらアニメを楽しむ時間を見つけるのは難しいですよね。
エピソードの数が多いと、アニメがめんどくさいと思ってしまいます。
年齢や環境で興味が変わった
人の興味は年齢とともに変わっていきます。子供の頃は夢中だったアニメも、大人になると新しい趣味や生活の変化で、見る機会が少なくなることも珍しくありません。
例えば、社会人になると仕事が忙しくなり、アニメを追う時間が以前ほどは取れなくなります。
生活環境が変わると新しい友人ができたり、アニメ以外の趣味に時間を使う人も多いです。
このような環境の変化が原因で、アニメを見るのがめんどくさいと感じる人もいます。
たくさんアニメがありすぎる
現在、アニメの数は非常に多く、新しい作品が次々と放送されています。
2021年のデータにはなりますが、TVアニメの制作本数は310本という結果になっています。(引用データ:TDBアニメ制作市場動向調査2023より)
選択肢が多すぎると、どれを見ればいいのか決めかねて、結局「アニメを見るのがめんどくさい」と思ってしまいます。
食事を選ぶときにメニューが多すぎて決められないのと同じ心理が働きます。
また、たくさんのアニメ作品を追うのが大変になり、アニメ視聴そのものを苦痛に感じることもあります。
短いコンテンツに慣れて集中力が続かない
最近は、SNSやYouTubeで手軽に楽しめる短い動画に慣れている人が多いです。すると、アニメを見るのがめんどくさいと感じることがあります。
数分で完結する動画はすぐに次から次へと新しいコンテンツを再生できますが、基本的にアニメは何話もあり、集中力が続かなくなります。
特に長編アニメは重荷に感じられ、
めんどくさいから
見るのはやめておこう
と思ってしまいます。
クオリティの問題
アニメを見るのがめんどくさくなる理由として、作品のクオリティ問題も挙げられます。
以前は楽しんだアニメの新しいシリーズが期待外れだったり、ストーリーやキャラクターが大きく変わったりすると、残念な気持ちになります。
また、自分の好みやニーズに合うアニメを見つけるのが難しかったり、趣味や関心が変わり、以前は好きだったジャンルが楽しめないこともあります。
このように、アニメのクオリティが「自分に合わない」と感じると、アニメを見るのが面倒に感じられるようになります。
アニメを見るのがめんどくさい心理と解決策
- アニメを見なくなった・見るのやめた心理
- しんどいと感じるのはなぜ?
- 気力が湧かない時の心理
- 見たいけど見たくないアニメ
- アニメ見る人が増えた背景と現状
- 視聴者層の変化とその影響
- アニメを見ない人の割合とその背景
- アニメを見ない人の特徴
- メリットはある?
- アニメを見ない人はつまらないのか
アニメを見なくなった・見るのやめた心理
アニメを見るのをやめたり、見る頻度が減った理由は人それぞれですが、よくあるのは「アニメへの情熱が薄れた」ということです。
たとえば、学生時代にはアニメをよく見ていた人も、社会人になると忙しくなったり、生活スタイルが変わったりして、アニメを見る時間が減ります。
年齢とともに趣味が変わり、アニメよりも他のことに興味を持つこともありますね。
その結果、自然とアニメを見ることが少なくなり、最終的にはほとんど見なくなることもあります。
しんどいと感じるのはなぜ?
アニメを見るのが
しんどい。。。
と感じる人もいるはずです。
これにはいくつか理由がありますが、特に共感されやすいのは、アニメの内容が精神的に重たいと感じることです。
例えば、「進撃の巨人」や「東京喰種トーキョーグール」のような作品は、戦いや生存、道徳的なジレンマを描いていて、見ていると心に重くのしかかることがあります。
どちらの作品も非常に面白く、深いメッセージを持っていますが、その暗さや残酷さがストレスになることもあります。
さらに、アニメのストーリーやキャラクターに深く感情移入することで、「見るのがしんどい」と感じることもあります。
キャラクターが直面する困難や悲劇的な出来事に感情を揺さぶられ、精神的に疲れてしまうのです。
感受性が豊かな人ほど影響を受けやすいはずです。
気力が湧かない時の心理
アニメを見る気力が湧かない時は、単純に「疲れている」か「飽きている」のではないでしょうか。
何かにずっと集中し続けると、心も体もエネルギーを使い果たしてしまいます。
特に、アニメのような感情に訴える作品を摂取する趣味は、何気に「気力」が必要です。
重い作品や難しい話のアニメを見るときは、頭も精神力も使うのです。
気力が湧かない時は、無理にアニメを見ようとせず、他のことに時間を使うのも良い方法です。
もしかすると、日々のストレスが積み重なっている場合もあるので、そんな時は自分をいたわり、リラックスを優先しましょう。
- 運動をする
- 単純なゲームを楽しむ
- 友人と会う
など、時には別の趣味に目を向けることで、新たな刺激が気力を回復させるきっかけになることもあります。
見たいけど見たくないアニメ
「見たいけど見たくないアニメ」とは、「興味深いけど重すぎる」「面白いけど衝撃的な内容が含まれている」などの理由でためらってしまう作品です。
「鬱アニメ」と呼ばれたりもします。
たとえば、「新世紀エヴァンゲリオン」はその代表的な例です。
このアニメは、未来の地球を舞台にした巨大ロボットを操る少年少女たちの戦いを描いていますが、登場人物の心理描写が深く、孤独や絶望、人間関係の複雑さがリアルに描かれています。
これが興味を引きつつも、見るのをためらわせる要因です。
別の例として、「東京マグニチュード8.0」も挙げられます。
この作品は、東京で発生した大規模な地震をリアルに描いており、その描写のリアリティが視聴者に深い印象を与えます。
災害の恐怖や家族の絆を描くこのアニメは、見ていて心が痛むこともあります。
また、「魔法少女まどか☆マギカ」も、見たいけど見たくないアニメの一つです。
一見、通常の魔法少女アニメと思われがちですが、その内容は予想外のダークな展開と重いテーマ性を含んでおり、視聴者に衝撃を与えます。
魔法少女たちが直面する過酷な運命や選択は、見ているこちらも精神的に疲れることがあります。
他の「鬱アニメ」と言われるものは、以下のようなものが挙げられます。
- ひぐらしのなく頃に
- メイドインアビス
- 新世紀エヴァンゲリオン
- 魔法少女まどか☆マギカ
- 宝石の国
- 蒼穹のファフナー
- 地獄少女
- Another
- アカメが斬る!
- エルフェンリート
- がっこうぐらし!
- グリザイアの果実
- 結城友奈は勇者である
- 最終兵器彼女
アニメ見る人が増えた背景と現状
実は、アニメを見る人はどんどん増えています。
これは、インターネットが普及したおかげで、動画配信サービスを通じて、いつでもどこでも簡単にアニメを楽しめるようになったからです。
例えば、NetflixやAmazon Prime Videoなどがアニメをたくさん取り扱っており、これが新たなアニメファンを増やしています。
さらに、ソーシャルメディアを通じて海外の人たちもアニメの魅力を知り、世界中でファンが増えています。
とくにアメリカでは、18歳から54歳の約3人に1人が流行っているアニメを視聴すると回答しているデータもあります。(引用データ:ウェブ電通報より)
この結果、アニメ業界は成長を続け、次々と新しい作品が生まれています。
視聴者層の変化とその影響
昔は主に子どもや若者向けでしたが、今では子供から大人、高齢者まで幅広い年齢層の視聴者がアニメを見ています。
アニメを見る人の割合は、15歳から59歳の男女の65.0%。年間約4,299万人がアニメを視聴していることがわかっています。(引用データ:知るギャラリーより)
調査によると、日本では約半数の人がアニメが好きだと答えています。
アニメファンはクリエイティブな趣味を持つことが多く、物語やキャラクターに深く感情移入します。
アニメには様々なジャンルがあり、それぞれが特定のテーマやスタイルを追求しているため、自分の好みに合った作品を見つけやすくなりました。
さらに現在は、家族向けの作品から深い社会テーマを扱ったものまで、誰でも楽しめるアニメがあります。
若者だけでなく、すべての年齢層でアニメを楽しむ人が増えています。
視聴者層が広がることで、アニメ制作も新しい挑戦を続け、クリエイティブな作品がどんどん生まれています。
アニメを見ない人の割合とその背景
では、アニメをあまり見ない人の割合はどのくらいなのでしょうか。
日本では、約30%の人がアニメを「あまり見ない」と答えていて、「仕事や学業に忙しいこと」「他の興味・趣味がある」などの理由を挙げています。
特に成人後は、仕事や家事、育児などに忙しくなる人が多いため、アニメを見る時間が限られる人が多いです。
また、最初にお伝えしたような「アニメを見るのがめんどくさい理由」が原因で、アニメから離れる人もいます。
アニメを見ない人たちは、他の娯楽や趣味に時間を使う傾向にあります。
アニメを見ない人の特徴
アニメを見ない人たちには、いくつかの共通点があります。
多くの場合、アニメにそれほど興味がないため、その時間を他の活動や趣味に使っています。
例えば、
- スポーツをする
- 本を読む
- アウトドアを楽しむ
- ゲームをする
など、別の趣味で忙しい人が多いです。
また、アニメ特有の表現やストーリーテリングに馴染めないと感じる人もいます。
たとえば、「ワンピース」や「ナルト」のような長いシリーズは、その長さや複雑なストーリーが敬遠される理由になることもあります。
さらに、アニメのファンタジー要素を現実離れしていると感じる人もいます。
そういう人は、現実的なドラマやドキュメンタリーを好む傾向があります。
アニメを見るかどうかは、個人の興味や生活スタイルによって異なります。
最近は「アニメ」が一般的な娯楽になりましたが、すべての人に合うわけではありません。
メリットはある?
アニメを見ないことには、いくつかのメリットがあります。
まず、アニメを見る時間を他のことに使えます。
アニメは良い趣味ですが、世の中には数え切れないほどの様々な趣味や興味を惹くものがありますよね。
たとえば、「進撃の巨人」や「鬼滅の刃」を見る代わりに、スポーツや読書、料理、外国語学習など、他の分野で楽しい経験をしたり、スキルを磨くことができます。
また、アニメを見ない人は、ドキュメンタリーや映画、ドラマなどを楽しめる時間が増えます。
アニメでも得るものはたくさんありますが、様々な映像ジャンルに触れることで、幅広い刺激や知識を得ることができます。
これは、アニメだけに固執せず、より広い視野を持って、多角的な思考を促す助けになります。
また、アニメの過度なファンタジーや非現実的な要素から影響を受けずに済むこともメリットかもしれません。
アニメの創造性を楽しむのは問題ありませんが、時に現実とアニメの区別がつかなくなってしまう人もいます。
アニメと距離を取ることで、現実的な問題解決能力や思考力が養わられるかもしれません。
アニメを見ない人はつまらないのか
アニメを見るのがめんどくさい人のなかには、
アニメを見ない人って
つまらないと思われる?
と悩む人もいるかもしれません。
結論を言うと、アニメを見ない人はつまらないというのは間違いです。
アニメは、多くの人にとって魅力的なエンターテイメントの一つですが、興味や趣味は人それぞれです。
たとえば、「ドラゴンボール」や「名探偵コナン」などは国民的な大人気アニメですが、これらの作品に興味を持てない人もいます。
たしかに、アニメのセリフやキャラクターなどの話題についていけないと、「自分だけが知らないのかな」と不安になるかもしれません。
ですが、アニメを見ない人は、他の趣味や興味があることに情熱を注いでいて、それがその人の「魅力」になっています。
例えば、音楽を聴いたり演奏したりすること、絵を描くこと、または屋外でスポーツを楽しむことなどは、アニメとは異なる創造性や楽しさがあり、たくさんの人たちに喜びをもたらします。
そのため、アニメが好きな人もいれば、見ない人もいるのは自然なことです。
まとめ:アニメ見るのがめんどくさい理由と心理を深堀り|見たいけど見たくない?
最後に今回の記事をまとめます!
- 日々の忙しさやストレスがアニメを見る気を失せさせる
- 頑張りすぎや没頭しすぎると燃え尽き症候群を引き起こす
- 新作アニメを追い続けるプレッシャーが楽しみを損なう
- 休息を取ることでアニメへの関心が再び高まるかもしれない
- 物語の重さが精神的な負担となりストレスを感じる
- エピソード数の多さが視聴を億劫にする
- 長時間必要な長編アニメは時間的に困難だ
- 年齢や生活環境の変化で興味が薄れる
- アニメの多様性が選択肢の過多を引き起こし選べない
- 短いコンテンツに慣れて集中力が持続しない
- アニメのクオリティ問題が見るのをためらわせる
- 一部のアニメが精神的に重すぎると感じる
- 気力が湧かない時は無理せず他の趣味に時間を使う
- 興味深いが重すぎるアニメは視聴に躊躇する
- 社会人になるとアニメを見る時間が削減される
- アニメに没入することが精神的に疲れる原因となる
- アニメが引き起こす精神的な疲労が視聴を妨げる
- 新しいアニメシリーズが期待外れの時がある