「同棲をやめたい」と思ったら、一体どうしたら良いのでしょうか。
相手にどう伝えたらいいか、トラブルにならないか、住む場所はどうするかなど不安ですよね。
この記事では、同棲をやめたいときの対処法を詳しくまとめました。
同棲をやめる理由やメリットとデメリット、伝え方や具体的な手順を深掘りしていきます。
大切なのは、まずは落ち着いて自分の気持ちを整理すること。そして、同棲解消をスムーズに行う注意点を理解して、冷静に相手に伝えることです。
失敗しない同棲をやめるコツをお伝えします。
- 落ち着いて気持ちを整理する
- メリットとデメリットの理解
- 失敗しない同棲をやめる手順
- 同棲をやめたい人の悩みを知る
同棲をやめたいときの対処法|気持ちを整理する
同棲をやめたいと思ったときは、まずは落ち着いて自分の気持ちを整理することが大切です。
どうして同棲をやめたいのかその理由をハッキリさせ、同棲をやめるメリットとデメリットを理解することが大切です。
※この記事の「同棲をやめる」とは、婚約をしていたり金銭トラブルがある、などのケースは想定していません。このような場合は慰謝料の請求などに進展することも考えられるので注意してください。
- 同棲をやめたい理由とは
- 同棲をやめるメリット
- 同棲をやめるデメリット
同棲をやめたい理由とは
ある調査によると、同棲したあとに別れた経験がある同棲経験者は55%という結果が出ています。
同棲した結果、別れてしまったことがありますか?
- ある 98人(55%)
- ない 79人(45%)
同棲したカップルの半数以上が別れを経験しているようです。
では、一般的な「同棲をやめたい理由」をチェックしていきましょう。自分はどんな理由で同棲を解消したいのかを考えながら読んでみてください。
価値観の違いが明らかになった時
価値観の違いが明らかになった時は、同棲をやめたいと考える大きな理由になります。
たとえば、以下のような感じです。
このような違いは徐々にストレスへと変わり、同棲を続けることに疑問を感じさせます。
相手の価値観を理解しようと努力しても、根本的な違いは簡単には解決しないため、別々の道を選ぶカップルは多いです。
お互いの生活リズムが合わない
お互いの生活リズムの不一致は、同棲をやめたいと感じる一般的な原因の一つです。
たとえば、
- 自分は昼番の仕事
(もしくは朝型) - 相手は夜番の仕事
(もしくは夜型)
というように、生活スタイルが違うと、睡眠パターンや活動時間のズレが大きなストレスになります。
朝早くから活動する人は寝ている相手に気を遣い、夜型のパートナーは朝起こされることに苛立ちを感じるかもしれません。
生活リズムの違いやすれ違いの生活は、同棲を難しくします。
プライバシーの欠如
プライバシーの欠如も同棲で感じる不満の一つです。
同棲すると、自分だけのプライベートな空間が失われることがあります。
例えば、
- じっくり本を読む時間
- 趣味に没頭する時間
- 1人でリラックスする時間
など、パートナーが常に側にいることで思うようにできないと感じることがあります。
また、自分の行動を常に相手に見られていると思い、ストレスを感じる人もいます。特にプライバシーを重視する人にとっては、「同棲をやめたい」と思う理由になることが多いです。
経済的な問題やお金の使い方が合わない
経済的な問題は、同棲生活において深刻なトラブルを引き起こす原因の一つです。
例えば、
- 生活費の分担
- 節約方法
- 家計の管理
など、どのようにお金を使ったり管理するかで意見が分かれてしまうと、関係にヒビが入ることもあります。
また、趣味や遊びに関する出費についてお互いの考え方が一致しないと、不満が積もり積もって「同棲をやめたい!」と思ってしまいます。
家事の分担に関して意見が合わない
家事の分担に関して意見が合わないことは、同棲生活でよく見られる問題です。
例えば、
- 料理
- 掃除
- 洗濯
などを、自分は積極的に行っているのにパートナーはあまり手伝わない、なぜか自分がやることになっている、という感じです。
さらに、家事の質や量に対する認識の違いもストレスの原因となります。
たとえば、相手は完璧を求めるタイプだけど自分はそれほど神経質ではない場合は、そのギャップがケンカにつながることもあります。
一緒にいても孤独を感じる
一緒にいるのに孤独を感じるカップルは、同棲をやめたいと思う可能性が高いです。
この感情は、物理的な距離よりも「感情的な距離」の問題です。
例えば、
- 共通の趣味や関心が少ない
- 一緒にいても別々なことをしている
- 話をしても受け入れてもらえない
こうなってしまうと、同棲していても孤独を感じやすく、心は離れていくことになります。
将来に対する不安がつのったとき
将来への不安が募った場合も、同棲をやめたいと思う人は多いです。
例えば、
- 自分は結婚を望んでいるのに
パートナーはお茶を濁している - 相手は子供がほしいようだけど
自分は望んでいない
など、将来のビジョンが共有できないと、同棲を続ける意味に疑問を感じてしまいます。
他にも将来に対する不安はありますが、特に「結婚」「子供」について意見が分かれてしまうと、同棲へのモチベーションが大きく下がってしまう場合が多いです。
同棲をやめるメリット
では次に「同棲を辞めるメリット」を見ていきましょう。
同棲にストレスを感じている人が同棲をやめると、以下のようなプラスがあります。
- 自分の時間が増え自由
- 個人のプライバシーが守られる
- 自己成長に力を注ぎやすい
- お金の管理がしやすくなる
- 新しい出会い(恋愛)を探せる
- 自分に合う生活スタイルを選べる
同棲を解消すると自分だけの時間が増え、プライバシーも確保できます。自分と向き合う時間が増えるため、自己成長や仕事に集中できるかもしれません。
また、すべては自分次第なので、お金の管理やライフスタイルを自由に選ぶこともできます。
同棲解消を機にパートナーと別れた場合は、新しい恋愛をするのも自由です。
同棲をやめるデメリット
同棲を辞めるメリットをお伝えしましたが、実はメリット以上にデメリットをきちんと考えておくことが非常に大切です。
生活コストや経済的負担が増える
同棲をやめて一人暮らしを始めた場合、生活コストの増加は避けられない現実です。
同棲中は、家賃や光熱費などを分担しているカップルが多いです。そのため、同棲を解消すると経済的負担は増えます。
特に家賃は最も大きな額を占め、食費や日用品なども自分一人で払うことになり、毎月の支出は増加してしまいます。
具体的には、同棲カップルと1人暮らしの生活費を比較すると、1人暮らしは毎月約4万円経済的負担が大きいと言われています。
家計調査の「実支出」(消費の支出に保険料や税金を加えたもの)のデータを参照すると、1人暮らしの平均は男性の場合で毎月20万9,670円、女性の場合は20万8,958円となっています。
これに対して、2人暮らしの場合は毎月の実支出の平均は33万9,025円であり、1人当たりに換算すると16万9,512円です。
生活コスト増は、同棲をやめる場合の大きなデメリットと言えます。
寂しさや孤独を感じやすくなる
同棲をやめて一人暮らしをすると、多くの人は寂しさや孤独を感じます。
例えば、以前パートナーと一緒に映画を見たり料理をしていた時間が、一人で過ごす静かな時間に変わります。特に夜や休日などは、強い孤独を感じる可能性が高いです。
また、パートナーがいなくなることで、精神的な支えを失ったように感じることもあります。
特に長期間同棲をしていた人は、心に大きな隙間が生まれ、新しい生活リズムを見つけることに苦労するのではないでしょうか。
友人や家族からのプレッシャー
同棲を解消すると、友人や家族からの質問にプレッシャーを感じる人も多いです。
例えば、身近な人たちから「なぜ同棲をやめるの?」や「これからどうするの?」といった質問は非常に大きなストレスになります。
プライバシーを尊重してほしいという気持ちと、親しい人たちに分かってもらいたいという気持ちとの間で葛藤することもあるでしょう。
とくに、同棲をやめる理由が複雑だったり、自分自身のこれからが不確定な場合は、周囲の反応や質問に答えられずイライラが募るかもしれません。
新しい生活が不安になる
同棲をやめて一人暮らしを始める場合、新しい生活環境を不安に思う人もいます。
新しい部屋や新しい場所(地域)、もしかすると新しい職場など、生活の変化は不安なことが多いです。
しかも、これまではパートナーと決めてきたことも、すべてひとりで決める必要があるため、ストレスを感じる人も多いです。
とくに一人暮らしの経験がない人は、不安が非常に大きくなるので注意が必要です。
2人で買った物の取り扱いに困る
同棲をやめるときは、2人で共同で購入した家具や家電などの取り扱いに困ります。
2人で買ったものは、お互いの思い出や感情が結びついているため、どっちが引き取るか難しい場合が多いです。
分けられる物なら良いですが、
- 分割できない
- それなりの値段だった
- お互いにとって大切
という物に関しては、トラブルに発展することも少なくありません。
同棲をやめた後の関係性に悩む
同棲を辞めたり恋愛関係が終わったとしても、元パートナーとの関係性に悩むこともあります。
例えば、
- 共通の友人がいる
- 職場が一緒
- 幼馴染で実家が近い
などで社会的なつながりが続く場合は、お互いが快適に過ごせるように、新たな関係性や境界線を見つける必要があります。
とくに共通の友人がいたり職場が一緒の場合は、今後の付き合い方をよく考えておかないと様々な問題に発展しかねません。
なるべく円満に同棲をやめられるように準備をしていくことが大切です。
同棲をやめたいときの具体的な手順
ここからは、同棲をやめたいときの具体的なステップを解説します。
- パートナーに伝える前に考えておくこと
- 同棲解消の伝え方
- 同棲をやめて別れたいときは
- 同棲はやめたいけど別れたくないときは
- 荷物を整理する
- 生活費や家賃を清算する
- 新しい住居を探す(退去する場合)
パートナーに伝える前に考えておくこと
同棲をやめたいとパートナーに伝える前に、最低限考えておきたいのは以下のポイントです。
- なぜ同棲をやめたいのか(理由)
- 同棲解消後の住む場所
- 生活費の確保(貯金はあるか)
- 同棲を解消の周りへの影響
- 本当に同棲をやめて後悔しないか
まず、同棲をやめたい理由は必ずクリアにしておきましょう。パートナーに伝える必要があるからです。
同棲をやめて自分が出ていかなくてはいけない場合は、住む場所や生活費が確保できるかどうかを考えておかないと大変です。
また、同棲解消の影響や本当にやめて後悔しないかも最後にじっくり考えてみてください。
いつ言い出したらいいのか
同棲をやめたいことは、パートナーにいつ言い出したら良いのでしょうか。
これに関しては、正解はありません。
ただし、自分が同棲している部屋を出ていく側であるなら、ある程度は
- 同棲解消後の住居
- 金銭面の余裕
- 仕事などの状況
(繁忙期は避けるなど)
などを考えたうえで言い出したほうが、負担は少なくなります。
もし、相手が出ていく立場になる場合も、相手が余裕をもって準備できるように配慮することが大切です。
パートナーの仕事が忙しそうな時期は避けたり、長期の休みが取れる時期を考えて言い出したほうが相手も余裕をもって話を聞いてくれる可能性が高くなります。
同棲解消を切り出す方法|負担をかけない伝え方
同棲を辞めたいことをパートナーに伝えるには、感情的にならず、冷静で建設的な対話を心がけることが大切です。
話し合いを始めるときには、
この話は二人にとって大切だからじっくり話し合いたい。
という意志を伝えると良いです。
そして、まずは「同棲をやめたい具体的な理由」を伝えましょう。
例えば、
- 一人の時間が欲しい
- 経済的に自立したい
- 新しい生活を始めたい
など、やめたい理由をはっきりと伝えることが重要です。
相手を責めたり、相手の嫌なところや不満をもらすのではなく、「自分はこうしたいから同棲を辞めたい」というスタンスで話すのがポイントです。
話し合いの場は、お互いにリラックスできる静かな環境を選びます。
ただし、同棲をしている部屋ではなく、静かなカフェや公園など、人の目がある場所のほうが、お互い冷静な対応ができる可能性が高くなります。
必ず相手の意見にも耳を傾け、必要に応じて妥協点を見つける努力も大切です。話し合いを一度で終える必要はなく、何度か話し合うのもひとつの方法です。
同棲をやめて別れたいときは
同棲をやめるのと同時にパートナーと別れたい場合は、お互い感情的にならないように十分注意することが大切です。
例えば、「同棲をやめたい」「別れたい」「ずっと我慢してきた」など不満を一気にぶつけてしまうと、相手も冷静に対処はできなくなります。
もしかすると、
- すぐに出ていってくれ
- もう顔も見たくない
- 家賃は払わない
と言われ、いろいろなトラブルに進展してしまうかもしれません。
そのため、先ほどお話しした「パートナーに伝える前に考えておくこと」をきちんと考慮したうえで、相手の気持ちを尊重しつつ冷静に自分の気持ちを伝える必要があります。
同棲はやめたいけど別れたくないときは
同棲はやめたいけどパートナーと別れたくないときは、なぜ同棲を辞めたいのかを相手が納得できるようにきちんと説明することが大切です。
お互いの気持ちを深く理解し、お互いが心地よく感じられる環境や関係性について率直に話し合うことから始めましょう。
関係を続けながら同棲を解消する場合、一時的に距離を置くことも一つの方法です。
距離を置くことで、お互いに自分自身と向き合う時間を持ち、関係を見直す機会を得ることができます。
また、この期間を利用して、お互いの生活スタイルや将来について考え、より良い関係を築けるかもしれません。
荷物を整理する
同棲をやめることが決まったら、荷物を整理する必要があります。
まず、どちらがどのアイテムを持っていくかを明確にすることが大切です。
例えば、一緒に購入した家具や家電、共有の日用品などをリストアップしておくとスムーズです。
それぞれがどのアイテムにどの程度の価値を感じているかを理解し、公平に分け合うのが理想です。
例えば、2人でお金を出し合って買った雑貨がある場合、
- どっちが愛着を持っているか
- どっちが主に使っていたか
- どっちがお金を多く払ったか
などを考えて、お互いが納得する形を探りましょう。
もしくは、メルカリや買取業者に出してお金に変えて分けるという方法もあります。
生活費や家賃を清算する
同棲をやめることが決まったら、生活費や家賃を清算する必要もあります。
経済的な負担を公平に整理するためには、共同で支払う最後の
- 家賃
- 光熱費
- 食費
などの額をリストアップして、書面に残しておくとトラブルになりにくいです。
また、あなたが同棲をやめたいと申し出て、相手がアパートやマンションに引越す場合は、引越し費用をどうするかも考える必要があります。
とくに金銭面に関しては、どちらかが不満を抱えたまま別れると後でトラブルになることもあるので、なるべく公平に負担したほうが良いでしょう。
新しい住居を探す
新しい住居を探しは、「同棲をやめる」と決めた時点でスタートさせたほうが良いです。
なぜなら、もしアパートやマンションなどの賃貸を検討する場合は、すぐに良い物件が見つかるとは限らず、時期によっては苦労することも多いからです。
賃貸物件を探すときは、家賃だけでなく、
- 管理費
- 敷金
- 礼金
- 引越代
- 生活に必要な物
などの初期費用をリストアップし、トータルで費用を考えることが重要です。
例えば、家賃が月々7万円でも、敷金や礼金で2〜3ヶ月分の家賃が必要になったり、引越代や家具、家電を揃えると数十万円の出費になることもあります。
また、「はやく同棲を辞めたい」と思うあまり、焦って物件を決めてしまうと、あとで後悔することもあります。
部屋の間取りや広さだけでなく、
- 日当たり
- 設備
- 隣人の質
- 通勤・通学の道
- 治安
- 買い物の便利さ
などもチェックし、気になる物件があれば実際に内見をしてみることをおすすめします。
実際の物件を見ることで、ウェブ上の情報だけではわからない部分を確認できます。
同棲をやめたい人に多いトラブルや悩み
ここからは、同棲をやめたい人に多いトラブルや悩みを見ていきましょう。
- 引越しや荷物の分け方で意見が合わない
- 家賃や光熱費など名義上の問題
- ペットの飼育に関する意見の食い違い
- 同棲をやめたいけどお金ない
- 同棲して1ヶ月や1週間だけどやめたい
- 同棲直前に嫌になる心理とその対応
引越しや荷物の分け方で意見が合わない
同棲をやめるとき、引越しや荷物の分け方で意見が合わないケースは多いです。
特に、一緒に購入した家具や家電などの高価なアイテムについては、どっちが持っていくかで揉めやすいです。
これを解決する方法としては、メルカリや買取業者に出してお金に変えて分けるのが最もフェアかもしれません。
もしくは、アイテムを持っていく側が、相手にお金を払う(価値の一部を払う)といった方法も考えられます。
同棲をやめた後の家賃や光熱費など名義上の問題
基本的にアパートやマンションの家賃や光熱費の支払いは、契約した名義人に責任があります。
しかし、同棲をやめて出ていきたいほうが名義人になっていたり、光熱費の名義がバラバラだった場合、手続きや支払いなどで苦労する可能性もあります。
とくに同棲解消で揉めてしまうと、
- 名義変更したいのにできない
- 相手が支払いを怠る
- 請求だけ自分にくる
など、トラブルになることも考えられます。
契約解除や名義変更には時間や追加費用等がかかる場合もあるため、事前に調べておいたほうが良いでしょう。
ペットの飼育に関する意見の食い違い
同棲中にペットを飼っていたカップルが別れる場合は、ペットの今後について意見が分かれることがあります。
- どちらがペットを引き取るか
- 飼育費用はどうするのか?
- 世話の責任はどっちが?
など、問題になるケースが多いです。
しかし、ペットには何の責任もありません。
そのため、ペットの幸せを1番に考え、お互いが責任をもって解決策を見つけることが大切です。
例えば、「ペットの世話が可能な方が引き取って、飼育費用は分担する」などの方法が考えられます。
同棲をやめたいけどお金ない
同棲をやめたいけどお金がない場合はどうしたら良いのでしょうか。
まずは、同棲をやめる場合にどの程度お金が必要なのかを把握することが大切です。
つまり、一人暮らしをスタートするための費用を考えてみましょう。
ちなみに、一人暮らしをするときにかかる初期費用の相場は、30万円から50万円と言われているようです。
一人暮らしの初期費用の相場は、家賃の4~6か月分程度で、30万円~50万円だといわれています。 新居の家賃が6万円であれば初期費用の総額は24~36万円、7万円であれば28~42万円、8万円になると32~48万円ほどが目安です。
この費用が準備できるかどうかがひとつのポイントになります。
これだけのお金がない場合は、当然ですがお金を貯める必要があります。
もしくは、一人暮らしの初期費用のほとんどは「家賃」に関するものなので、
- 実家に帰る
- 友達の家に泊めてもらう
- シェアハウスを活用する
などすれば、費用をぐっとおさえることができるかもしれません。
また、家具や家電などは、
- 中古品を買う
- レンタルサービスを活用
- メルカリで購入する
などすれば、初期費用はさらに少なくなります。
同棲して1ヶ月や1週間だけどやめたい
同棲を始めて1ヶ月や1週間など短い期間で「やめたい!」と思ってしまう人もいるはずです。
短期間で同棲をやめたくなる理由は、生活習慣の違いや価値観の不一致のストレスである場合が多いです。
この場合は、自分の気持ちをパートナーにきちんと伝えることが大切です。
もう少し様子を見て、お互いの生活習慣や価値観を理解することで、同棲を楽しめるようになるかもしれません。
しかし、
- 同棲の良い面を全く感じない
- 悪いことばかりで耐えられない
- 相手が嫌いになってしまった
など、一緒にいるのが耐えられない場合は、早い段階で同棲を解消するのもひとつの方法です。
「さすがに1ヶ月でやめるわけにはいかない」と思うかもしれませんが、同棲は長くすればするほどやめるのが難しくなっていきます。
「傷が浅いうちにやめる」という決断が正解な場合もあります。
同棲直前に嫌になる心理とその対応
同棲直前になって「やっぱり嫌だな」「やっぱりやめたい」と感じる人もいるようです。
これは、「不安」や「恐れ」から来る自然な反応かもしれません。
人間には、ホメオスタシスという働きがあると言われています。
心理学におけるホメオスタシスとは、「今のライフスタイルや環境をなるべく維持しよう」という心理です。
心理的ホメオスタシスには、良い面と悪い面があります。良い面は、私たちの生活に安定をもたらしてくれること。
〜中略〜
悪い面は、自分を変えたいとき、新しい挑戦をしたいとき、心理的ホメオスタシスが足かせとなってしまうこと。
つまり、同棲というライフスタイルが大きく変わることに対して、ホメオスタシスが働いている可能性があります。
このような心理状態に対処するためには、まず自分自身の感情を整理することが大切です。
なぜ不安を感じるのか、具体的に何が心配なのかを自問自答してみましょう。
そして、それらの感情をパートナーと共有することです。お互いの不安や期待を話し合うことで安心につながるかもしれません。
また、心理的なプレッシャーを減らすために、同棲のルールや生活の細かい部分について具体的に話し合うことも有効です。
例えば、家事の分担やプライバシーの確保に関する取り決めをすることで、不安を和らげることが可能です。
まとめ:【同棲をやめたいときはどうする!?】失敗しない伝え方をまとめてみた
いかがでしたか?同棲をやめるには、同棲をやめたい理由をクリアにし、メリットとデメリット、伝え方や具体的な手順を知ることが大切です。
まずは落ち着いて自分の気持ちを整理すること。そして、同棲解消をスムーズに行う注意点を理解して、冷静にパートナーに「同棲をやめたい」と伝えてみましょう。
同棲解消は新たなスタートです。自分の幸せのために前向きな決断をしましょう。
最後に今回の記事のまとめです。
- 同棲をやめたい理由の一つに価値観の違いがある
- 生活スタイルの不一致も同棲解消の理由になることが多い
- 金銭面での不一致が同棲の問題となることもある
- 同棲をやめることのメリットとデメリットを理解することが重要
- パートナーとのコミュニケーション方法に注意が必要
- 荷物の分割や新しい住居の準備など、実際の手続きを管理すること
- 同棲解消に伴う感情的な課題や対処方法を把握する