【インスタを辞めたい】落ち込むときの対処法をまとめてみた

この記事を読んでいるということは、インスタグラムのせいで落ち込んでいるはずです。きっと、「インスタを辞めたい」とさえ思っているかもしれません。

この記事では、インスタを辞めたいときの対処法をまとめました。

「インスタで落ち込む理由」や「アカウント削除の方法」「インスタを辞めるメリット」についても解説していきます。

インスタグラムをはじめとするSNSは便利なツールですが、時には距離を置いて自分と向き合う時間も大切です。

インスタを辞めたいのはなぜ？｜落ち込む理由

インスタで落ち込んでしまうのはどうしてなのでしょうか？インスタを辞めたいなら、まずは「落ち込む理由」を考えてみましょう。

「いいね」やフォロワーが少ないから

インスタグラムでは「いいね」が重要な役割を果たしています。たくさんの「いいね」をもらうことで、自分の投稿が受け入れられていると感じ、自信や喜びを得ます。

でも、期待していたよりも「いいね」やリアクションが少ないと、自分の投稿や自分に自信がもてなくなりますよね。その結果、気持ちが落ち込んでしまうのではないでしょうか。

ここで大事なのは「いいね」の数ではなく、投稿の内容そのものです。

自分が楽しんで撮った写真や心を込めて作った投稿は、数値では測れない価値がありますし「いいね」の数が少ないからといって、あなたの価値が低いわけではありません。

実際「いいね」の数は様々な要因で変わります。投稿する時間帯や、フォロワーの活動状況など、コントロールできない要素が多いです。

だからこそ、「いいね」に一喜一憂せず、自分自身が満足できる投稿をすることが大切です。

他人のキラキラ投稿に引け目を感じてしまうから

SNSの世界では、その人を現実よりも良く見せるフィルターをかけることができます。特にインスタグラムでは、自分のベストな瞬間や特別な出来事を切り取って共有する人がほとんどですよね。

その結果、他人のキラキラした投稿と自分の退屈で平凡な生活を比較し、落ち込んでしまう人も多いです。

でも、実際はみんなが喜びだけでなく「退屈」や「困難」を経験しています。SNS上で見るキラキラした瞬間は、その人のほんの一部です。

他人の投稿に引け目を感じるときは、それがあくまでも「編集された現実」だということを思い出してください。

SNS依存のサインかもしれないから

SNS依存は、日常生活に大きな影響を及ぼす可能性があります。

具体的には、スマホの頻繁なチェックが強迫的な行動になり、それがないと不安やイライラを感じるようになります。

また、家族や友人との会話中にもインスタをチェックしたり、睡眠時間や食事時間を削ってまでSNSを見るような行動もSNS依存の兆候と言えます。

ある調査によれば、社会人男女の約８割はスマホ依存に該当するとされています。そして、使用時間の割合は、動画視聴とコミュニケーションなどSNSが全体の65％を占めています。

使用時間が長いものを１つ教えてください

1. 動画視聴 38.8%
2. コミュニケーション 26.2%
3. 情報収集 13.9%
4. ゲーム 6.1%
5. 音楽視聴　4.9%
6. 電子書籍 2.4%
7. ニュース 2.1%
8. その他 5.6%

引用データ：2022年 スマホ使用に関する実態調査

そもそもSNS依存は、ストレスや不安、孤独感を和らげる手段としてSNSを使うことから始まるケースが多いです。

しかし、適切にSNSと付き合わないと、気分が落ち込んだり、対人関係の問題、仕事や学業の成績の低下、睡眠障害など、さまざまなネガティブな影響を及ぼすことになります。

プライベートを知られることに不安を感じるから

インスタグラムを使っていると、意図せずにいろいろなことが筒抜けになってしまうことがあります。

本当は知られたくないことが友達にバレてしまったり、逆に知りたくないことを目にしてしまったり。さらには、不特定多数の人に個人の住所や勤務先、家族構成や付き合っている人などが知れ渡る場合もあります。

こうしたプライバシーの問題がインスタで落ち込む原因になる人もいます。

インスタでプライバシーを守るためには、プライバシー設定を利用して投稿を見せるユーザーを制限したり、投稿内容を慎重に選ぶことが大切です。

インスタを辞めたいと思ったら｜落ち込む時の対処法

ここからは、インスタで落ち込んだときの対処法を見ていきましょう。

インスタの使い方を見直してみる

本来インスタグラムは、私たちの生活に喜びや楽しさを与えるSNSです。

しかし、

など、使い方を誤ったり使う時間が長すぎると、それがストレスや焦りの原因になり落ち込んでしまいます。

インスタグラムの使い方を見直すには、まず自分がインスタを使う目的を明確にすることが大切です。

友達や家族とのコミュニケーションツールとして使うのか、趣味や興味を共有する場として使うのか、それともビジネスやプロモーションツールとして使うのか。目的に応じて、必要な時間や頻度を見極めましょう。

次に、インスタをチェックする時間を制限してみるのもおすすめです。

例えば、朝起きた後や就寝前の時間はインスタを見ない、あるいは昼休みや夕方の短い時間だけインスタをチェックする、といった感じです。

こうすることでインスタに時間を取られすぎず、他の重要な活動に集中することができます。

また、投稿の頻度を減らすことも有効です。

毎日投稿するのではなく、週に1〜2回程度にしたほうが投稿の質を高めることができ、投稿にかける時間やエネルギーも少なくなります。

投稿数よりも投稿の質を重視したほうが、フォロワーは満足してくれるかもしれません。

インスタグラムの使い方を見直すことは、

SNSとの距離感を保つ

インスタと適度な距離感を保つことは、デジタル時代に心の健康をキープする重要なポイントです。

SNSと距離感を保つために、簡単なデジタルデトックスを取り入れてみましょう。

まずは、スマートフォンやSNSアプリの通知機能をオフにしてみましょう。

通知が頻繁に来ると、気が散りやすくなり、集中力が低下します。重要な通知以外はオフに設定することで、インスタ利用をコントロールしやすくなります。

また、定期的なSNS断ちもおすすめです。

週末や休暇中にSNSを完全にオフにすることで、リアルな世界に集中し、リフレッシュする時間を持つことができます。

SNS断ちには、SNSがもたらすポジティブな面とネガティブな面を客観視できるようになるメリットもあります。自分にとっての適切なインスタの使い方を見極められるかもしれません。

そして、インスタと適切な距離を保つには、SNS以外の趣味や活動に時間を使うことも大切です。

例えば、

など、オフラインの活動が心のバランスを整え、新たな刺激と喜びになります。

SNSはあくまで生活の一部であり、私たちの日々を豊かにするためのツールとして適切に使用することが重要です。

自分の心地よさを優先する

インスタグラムを使っていると、常に他人の投稿に囲まれ、自分自身の感情や価値観が揺らいでしまいます。ある投稿を見て、気分が落ち込んでしまうこともあるでしょう。

そんなときは、自分の心地よさを最優先してインスタ上のストレスを減らしましょう。

まず、ストレスを感じるアカウントや投稿は、フォローを解除しましょう。もし、特定の投稿やアカウントがあなたに不快感や劣等感を与えるなら、迷わずフォローを解除すべきです。

そして、インスタ上の他人の反応や「いいね」の数に一喜一憂しないことも重要です。自分の投稿の価値は、他人の反応に左右されるものではありません。

また、友人の投稿にリアクションするのがストレスなら、しばらく見ないようにしてもOKです。

もし、「インスタ見てないの？」と聞かれたら、

と答えれば問題ありません。

最初にお話ししたように、本来インスタグラムは、私たちの生活に喜びや楽しさを与えるSNSです。

もし、インスタを使って落ち込んでしまうなら本末転倒です。

自分自身の感情や心地よさを第一に考えて、インスタを利用しましょう。

落ち込むならひと休み｜インスタアカウント削除の方法

ここでは、インスタアカウントを削除するために知っておくべきポイントを解説します。

利用解除（一時停止）とアカウント削除の違い

インスタグラムでは、アカウントの利用解除（一時停止）と完全な「アカウント削除」の２つの選択肢があります。

一時停止はアカウントを非アクティブ化するもので、いつでも再開することが可能です。一方、アカウントを削除すると、すべてのデータが永久に消去され、再度アカウントを作成する際には新しいデータから始める必要があります。

そのため、インスタグラムを一時的に休止したいなら「利用解除（一時停止）」、完全に削除したい場合は「アカウント削除」を選択しましょう。

利用解除やアカウント削除をしなくてもインスタはひと休みできる

インスタに落ち込んだら

と思うかもしれませんが、もうひとつ別の方法もあります。

それは、スマートフォンからinstagramアプリを削除することです。

削除すれば、インスタから通知が来ることはありませんし、暇なときにインスタグラムを簡単に開くことはできなくなります。

という場合は、利用解除やアカウント削除のまえにアプリを削除するのがおすすめです。

アカウント削除前に知っておくべきこと

アカウントを完全に削除する前には、以下のポイントは必ず考えておきましょう。

インスタアカウントを完全に削除するステップ

インスタグラムのアカウントを削除するには、いくつかのステップを踏む必要があります。

ますます落ち込む！？｜インスタを辞めたいけどやめれない理由

インスタを辞めたいと思っても、なかなか辞められない人もいます。ここからはインスタを辞めたいけどやめれない理由を解説していきます。

承認欲求を満たすため手放せない

人間には自分の存在を認めてもらいたいという本能的な承認欲求があり、インスタグラムはその欲求を強く刺激します。

他人からの「いいね」やコメントは、私たちに一時的な満足感を与えます。この快感はドーパミンという神経伝達物質の放出を促し、幸福感を感じさせる効果があります。

しかし、新しい「いいね」やコメントによる快感はすぐに薄れ、再び同じような刺激を求めるサイクルに陥ってしまいます。

心理学的には「ドーパミンループ」と呼ばれ、短期的な報酬への依存を生み出します。

こうした承認要求の作用がインスタを辞められない原因のひとつです。

このような状態は、自己評価が他人の評価に左右されやすくなり、

などにつながる可能性があるため、注意が必要です。

友達とのつながりを失う不安

インスタグラムには「友達や知り合いとつながるツール」という側面があります。

そのため、インスタを辞めると友人関係が途絶えることを不安に思い、辞めたくてもやめれないという人もいます。

確かにインスタグラムは、気軽に友人の近況を知る手段として機能します。ですが、本当の友情はSNSやオンライン上にだけにあるわけではないですよね。

例えば、

など、友情を深める方法は他にもたくさんあります。

むしろ、リアルなコミュニケーションの重要性を再認識する機会にもなります。SNSよりも時間や労力がかかるかもしれませんが、それによって友情がより深まることも多いです。

また、実際にはSNSを使わなくても大切な人とのつながりは保たれます。

SNSを辞めたとしても、定期的に連絡を取り合ったり、直接会ったりすることで、友達とのつながりは無くなりません。

そして、SNSを辞めることは、友人関係を見直す機会にもなります。

SNS上では数多くの「友達」がいても、実際に心から信頼できる友達は限られていることが多いです。SNSを使わない生活を通じて、どの友人が本当に大切かを見極めることができます。

最新情報に乗り遅れる不安

インスタグラムは、単に写真や近況をシェアするだけでなく、最新トレンドやニュース、趣味の情報などをいち早く得るためのツールとしても機能しています。

そのため、インスタを辞めることで、最新情報に乗り遅れる不安を感じる人もいます。

ただ、実際にはインスタグラム以外にも数多くの情報源があります。

例えば、新聞や雑誌は、深い分析や専門的な視点の情報が満載ですし、ニュースアプリや専門のウェブサイトは、特定の分野に関する最新情報をインスタ以上に提供しています。

他にも、書籍やドキュメンタリーなども、特定のトピックについて役立つ情報を得る手段です。

情報収集で大切なのは、一つのメディアに偏らないことです。インスタの情報はほんの一部であり、他の情報源に目を向けることで、バランスの取れた情報収集が可能になります。

インスタで自己表現をしている

インスタグラムは、写真や投稿などを通じて自己表現をするツールでもあります。

自分の内面や趣味のこと、クリエイティブな作品や活動を共有することは、アイデンティティを築く手助けもします。

このような使い方をしていると、インスタを辞めたくてもなかなかやめられません。

しかし、自己表現の場はインスタグラムだけではありません。

例えば、

など、代わりになるプラットフォームはたくさんあります。

インスタで落ち込んだ教訓を活かして、注意しながら新しいプラットフォームで自己表現をすることは可能です。

また、オフラインでも自己表現を行える場はたくさんあります。

など、インスタやSNS以外でも自分自身を表現することはできます。

落ち込むなら要注意｜インスタを辞めたい人の心理

インスタは時間の無駄なのでは？

インスタを辞めたい人のなかには、「インスタは時間の無駄では？」と思う人もいるでしょう。

実際、インスタグラムに過度な時間を使った人のなかには、

と感じる人もいます。

これはどうしてかというと、SNSの一時的な満足や楽しみと、長期的な人生の目標や充実感の達成との間にギャップを感じてしまうからです。

特にインスタグラムは、投稿をスクロールするときりがないですし、いいねやコメントをしているとあっという間に時間が過ぎます。

インスタをやればやるほど、趣味やスポーツ、学習、家族や友人、恋人との時間など、他の充実した活動に費やす時間が減ってしまいます。

もし、インスタは時間の無駄なのでは？と思うなら、インスタの利用時間をスマホの機能を使ってトラッキングしてみましょう。

iPhoneの場合、スクリーンタイムという機能を使えば、どれだけインスタグラムに時間を費やしているかをひと目で確認できます。

もちろん、SNSのすべてが悪いわけではありませんが、インスタで落ち込んでいるなら、「どう自分の時間を使うか」をもう一度考え直す良い機会です。

インスタを放置するとどうなる？

インスタを辞めたい人は、「インスタを放置するとどうなるんだろう？」と思う人もいるはずです。

インスタグラムを放置すると、最も大きな影響は「フォロワーや友人からの連絡が減る」ということです。

アクティブでないアカウントは、他のユーザーのフィードに表示されにくくなるため、時間と共に忘れられていくことが一般的です。

また、長期間アカウントを放置していると、アカウントが凍結する可能性もあります。ただし、このくらい放置すると凍結してしまうという明確な規約はないようです。

参照元：instagramヘルプセンター

落ち込むなら無理はしない｜インスタを辞めるメリット

インスタを辞めると、実は様々なメリットがあります。どんなメリットがあるかをチェックしていきましょう。

SNS断ちで自由な時間が増える

多くの人は、気がつかないうちにインスタのスクロールや投稿にたくさんの時間を費やしています。

そのため、インスタグラムを辞めてSNS断ちをすると、自由な時間が増えるメリットがあります。

この時間を、自分自身の成長や幸福に直接つながる活動に再配分することで、生活の質が大きく向上します。

例えば、これまでインスタをチェックしていた時間を趣味やスポーツ、スキルアップなどに充てることで、生活の質が上がったり新しいスキルを習得できるかもしれません。

朝の通勤時間や就寝前のスキマ時間をインスタではなく読書や瞑想に使うだけでも、新たな知識を得たりリラックスすることができます。

インスタを見て落ち込んでいるくらいなら、SNS断ちをして別のことをしたほうが遥かに建設的です。

毎日「時間がない！」と思っている人も、インスタを辞めることで自由な時間が増えるはずです。

精神的ストレスからの解放

あなたは「doomscrolling（ドゥームスクローリング）」という言葉を知っていますか？

これは、

という単語から成る英語で、SNSで長い時間悪い情報や落ち込む情報を見続ける行為を指す言葉です。

インスタで落ち込んでいる人は、この「ドゥームスクローリング」を毎日のようにしている状態です。スクロールするたびにストレスが溜まり、自ら劣等感や不安を生み出しているようなものです。

しかし、インスタを辞めれば、ドゥームスクローリングを抜け出し、ストレスから距離を置くことができます。

ストレスが減ると、

などのメリットもあります。

リアルな人間関係が充実する

インスタグラムやSNSを辞めると、リアルな人間関係により多くの時間とエネルギーを注ぎたくなります。

確かにSNSのコミュニケーションは、楽しい面もあり便利です。しかし、オフラインで対面するコミュニケーションほどの充実感はありません。

より深い感情を共有できたり、表情や身振り手振り、声のトーンなど様々な形のコミュニケーションによって、お互いの信頼や絆を深めることができます。

インスタを辞めたことでリアルな人間関係を大事にするようになり、毎日の生活が充実する人も多いです。

自己肯定感が上がり自分らしい生活ができる

インスタで落ち込んでいる人は、自己肯定感が下がり、自分らしい毎日を送れていない場合が多いです。他人との比較や「いいね」を重視する傾向が、自己評価に悪影響を与えてしまうからです。

しかし、インスタやSNSを辞めることで、他人との比較や評価されることから離れ、自分の内面に目を向ける時間が増えます。

その結果、自己肯定感が上がり自分らしい生活ができるようになります。

自己肯定感が上がると、落ち込むことが少なくなりますし、自分らしい生活ができれば「いいね」などの承認を得なくても満足度の高い毎日を過ごすことができます。

まとめ：【インスタを辞めたい】落ち込むときの対処法をまとめてみた