毎日家事に追われていると、
もう何もしたくない…
と感じる瞬間があるはずです。
とくに共働きや専業主婦、母親の方は、「何もしたくないけど休めない」と悩むのではないでしょうか。
そここの記事では、家事を何もしたくない方に向けて「原因」と「やる気がでないときの対処法」をわかりやすくまとめました。
結論から言うと、家事を何もしたくない原因は、疲労やプレッシャー、家族からの感謝を感じられないことが関係している場合が多いです。
また、何もしたくないときは、自分を甘やかすことも大切です。
家族に協力してもらうなどしてリフレッシュする時間を作ったり、家事を減らす努力をするのもひとつの方法です。
他にも「1番大変な家事」「やる気がでる方法」「病気の可能性」など、幅広い情報をお届けします。
- 家事をしたくないと感じる原因
- 1番大変な家事とは
- 家事のやる気が出る方法
- 共働きや専業主婦の悩み
- 疲労や無気力が病気の可能性
家事を何もしたくないと思ってしまう原因
- 家族から感謝を感じられない
- 疲労が溜まっている
- 家事に対するプレッシャー
- 終わりが見えないルーティン作業
- 自分の努力が実らないと感じる
家族から感謝を感じられない
家事を何もしたくないと思ってしまう原因のひとつは、家族から感謝を感じられないケースです。
毎日繰り返し行う「家事」は、その努力がパートナーや家族には伝わりにくい部分があります。
たとえば、毎日食事を作って掃除をし、洗濯をすることは、人が快適に生活するためには欠かせません。ですが、これを「当たり前」と思っていたり、感謝を口に出さない人も多いです。
すると、家事をしている人は、
なぜ私だけがこんなに
頑張らなきゃいけないの…
と疑問や孤独を感じるようになります。
何の見返りもないことに不満が生まれ、家事に対する意欲を失うことがあります。
疲労が溜まっている
家事を何もしたくないと感じる大きな理由の一つには、疲労が溜まっていることも挙げられます。
多くの人は日中、仕事や学校に出かけ、体力や精神力を使います。一日の疲れがピークに達した後に料理や洗濯、掃除を行うのは非常に苦痛です。
家事は、仕事や勉強と変わらずに集中力や体力を使うため、疲れた体には大きな負担になります。
実際、「家事に苦痛を感じることはありますか?」というアンケート調査では、全体の約7割が「ある」と回答しています。
家事に苦痛を感じることはありますか?
- ある 69%
- ない 31%
共働きやひとり暮らしの人は、家に帰ってから家事をやろうと思っても、気力が湧かないのも無理はありません。
家事に対するプレッシャー
家事を何もしたくないと感じる理由として、家事に対するプレッシャーも考えられます。
とくに専業主婦の場合は、家事全般を「自分の責任」と思いがちです。
例えば、
家のなかは常に
キレイにしなくてはいけない…
家族のために毎日
美味しい料理を準備しなきゃ…
など、「全てを完璧にこなさなければならない」という思いが強かったり、家族からの「専業主婦なんだから」という期待がプレッシャーになり、やる気を無くしてしまいます。
終わりが見えないルーティン作業
家事を何もしたくないと思う一因は、終わりが見えないルーティン作業です。
基本的に「家事」は、毎日同じことの繰り返しで終わりがありません。
例えば、食事の支度や後片付け、洗濯、掃除などは、代わり映えのしないルーティン作業と言えますよね。
毎日同じことの繰り返し…
いい加減飽きた。。。
と思ってしまい、家事へのモチベーションが下がってしまいます。
自分の努力が実らないと感じる
家事を何もしたくないと思う原因として、自分の努力が実らないと感じるケースもあります。
例えば、
- 掃除してもすぐ子供が汚す
- 服を畳んでもすぐ乱れる
- きれいにしても夫が散らかす
など、多くの家事は、一度終わったと思ってもすぐ元通りになってしまうことが多いです。
とくに几帳面で真面目な性格の人は、こうした状況が続くと「自分の努力が無駄になっている」と感じてしまいます。
その結果、家事に対するやる気を失い、何もしたくないという気持ちに繋がります。
何もしたくないときの家事との向き合い方
- 一番大変な家事とは
- やる気が出る方法
- 家事したくないときはどうすればいい?
- 専業主婦で家事をやりたくないときは?
一番大変な家事とは
では、一番大変な家事は何なのでしょうか?
もちろん、人によって変わってきますが、ある調査によると、家事の中でも特に大変と感じる人が多い家事は「食事の準備」です。
- 食事の支度(95件)
- 掃除全般(84件)
- 食事の後片付け(80件)
- アイロンかけ(69件)
- お風呂掃除(66件)
これにはいくつかの理由があります。
まず、食事の準備は毎日行う必要があるため、その繰り返しが精神的にも肉体的にも大きな負担になります。加えて、家族の好みや栄養バランスを考えながら献立を考えることは、思いのほか時間とエネルギーを要する作業です。
また、家族の食事時間がバラバラな場合、何度もキッチンに立たなければならないことも大変な要因です。
手間を省くために手抜きをしてしまうと、家族にそのことを指摘されたり、味に文句を言われることもあり、それが新たなストレスになるようです。
食事の準備に対するストレスを減らす方法としては、
- 献立を週単位で計画する
- 家族全員が参加できる料理にする
- 宅配サービスを利用する
などが挙げられます。
料理の負担を分散させたり、家族の絆を深める機会にもなります。
やる気が出る方法
では、家事のやる気を出すための「モチベアップ術」を見ていきましょう。
まず、一番簡単で効果的なのは、家事を楽しい活動と結びつけることです。
例えば、好きな音楽をかけながら掃除をしたり、オーディオブックを聴きながら洗濯をするなど、気分を上げる要素を取り入れましょう。
次に、家事の目標を小さく設定して、一つ一つクリアしていくことも効果的です。
例えば、
今日はリビングを
ピカピカにする
午前中は
洗濯を終わらせればOK
など、具体的な目標を立てて、達成したら自分に小さなご褒美を与えましょう。これにより、達成感を味わいながら次の家事を積極的に取り組むことができます。
また、家事を計画的に行うことも重要です。
週に一度、家事のスケジュールを立てておくと、何をいつやるべきかが明確になり、無駄なく効率的に家事を進めることが可能になります。
スケジュールを見ながら進めることで、「何から手をつければいいか」の迷いも減り、スムーズに作業が進みます。
家事を少しでも楽しく、また効率的に行うことで、やる気が出ずに困っていた状況を改善することができます。
家事したくないときはどうすればいい?
家事をしたくないときは誰にでもあります。
そんなときは、無理をせずに自分を少し甘やかしてみてはいかがでしょうか。
例えば、その日の家事を減らして、
本当に必要なものだけ
やれば良しとしよう!
と考えてみてください。
料理が億劫なら、デリバリーを利用するのも一つの方法です。また、掃除が面倒なら、必要最低限の場所だけをさっと片付けて、後は明日に回すのも良いでしょう。
「家事を何もしたくない」ということは、心身ともに疲れている証拠です。家事を少し休むことで心に余裕が生まれ、次第にまた家事をする気持ちが戻ってきます。
また、家事を楽にするためのアイデアやアイテムを取り入れるのも有効です。
例えば、
- 洗濯はまとめて洗う日を決める
- お掃除ロボットを導入してみる
- 時短料理グッズを買ってみる
など、工夫することで家事の負担を減らすことはできます。
家族がいる場合は、家事を分担することも一つの解決策です。
家事というのは、辞書によると「掃除・洗濯・食事の支度・育児など、家庭生活に欠かせない仕事」です。(引用元:goo辞書より)
家庭生活に欠かせない仕事は、家庭生活を送る人みんなで行う仕事です。
そのため、お互いができる家事を話し合って分けることで、一人だけに家事の負担が集中するのを防ぐことができます。
家事をしなくても良い時間を作ることは、自分をいたわる大切な方法です。無理をせず、自分のペースで家事を進めていきましょう。
専業主婦で家事をやりたくないときは?
専業主婦でも、家事をやりたくない日はあるものです。そんなときは、自分の気持ちを無理に抑え込まずに、少し休息を取ることが大切です。
基本的に家事は、365日休みがありませんよね。
もし、「専業主婦の仕事=家事」と考えた場合、1日も休まずに働き続けることになってしまいます。
会社に務める正社員でも、土日は休みだったり、年末やお盆などの休暇があります。
なので、休息を取ることは何も悪いことではないのです。
どうしても必要なら、料理を作り置きをしておいたり、簡単に済ませられるメニューを選ぶなど、楽にできる方法を選びましょう。
片付けを子どもに任せたり、夫に週末の掃除を手伝ってもらうなど、家事を分担することで負担を感じることが少なくなります。
家族と相談して、「専業主婦を休む日」を決めるのも良いかもしれません。
家事を何もしたくない人の悩みや疑問
- 何もしてないのに疲れる主婦
- 旦那や家族のために何もしたくない
- 何もしたくないしずっと寝ていたいは病気?
- 母親だけど何もしたくないしずっと寝ていたい
- 妻が「何もしたくない」と言う
- 共働きで何もしたくないはNG?
何もしてないのに疲れる主婦
何もしていないのに
疲れる…
と感じる主婦の方は多いです。
もしかすると、家事や育児、生活のストレスが無意識のうちに蓄積していることが、この疲労感の原因かもしれません。
特に、家事や育児は「やって当たり前」と思われることも多く、知らない間にストレスが溜まっている場合もあります。
疲れが溜まっていると感じたら、まずは自分の気持ちとしっかり向き合うことが重要です。
一息ついて、
- カフェでお茶をする
- 好きな音楽を聞く
- 短時間でも良いので昼寝をする
など、ちょっとした自分だけの時間を作ることがおすすめです。これによって、心身ともにリフレッシュでき、疲労感が軽減されます。
また、家族に感謝されていないと感じる場合は、家族に自分の気持ちを伝えることも大切です。
例えば、
今日はちょっと疲れているから
夕食の片づけを手伝ってほしい
と具体的にお願いをすると、家族も協力しやすくなります。
家事の分担を見直すことで、毎日の負担が減り、精神的な疲労も和らぎます。
無理をせず、自分の体と心の声に耳を傾けることが、何もしていないのに感じる疲労を減らす鍵です。
旦那や家族のために何もしたくない
旦那や家族のために
もう何もしたくない…
と思ってしまう人もいるかもしれません。
これは、
- 努力が認められていないと感じる
- 感謝してほしい
- 夫に対する愛情が冷めてしまった
いずれかの理由があるのではないでしょうか。
家事や育児、日々の生活の中で感謝や協力が感じられないと、自分の努力が無駄に思えてしまうのは当然です。
また、こうした毎日が続くと、夫や家族に対する気持ちが冷めるのも仕方のないことかもしれません。
この気持ちは、一人で抱え込むとストレスが増す一方です。
家族に対して何もしたくないと感じたときは、自分の感情を正直に伝えてみましょう。
例えば、家事や育児の具体的な悩みや負担について話し合って、理解してもらうことが大切です。
また、先ほど重複しますが、
今日は疲れたから
洗濯を手伝ってくれない?
など、具体的なお願いをすることで、家族の協力を得やすくなります。
また、家事に無関心だったり、家事を軽視する男性の多くは、家事の大変さがわかっていないケースが多いです。
実際に家事を経験してもらうことで、家事の大変さが身にしみたり、感謝の気持ちをもってもらえる場合があります。
何もしたくないしずっと寝ていたいは病気?
何もしたくない
ずっと寝ていたい
と感じるのは、病気なのでしょうか?
これは、単に疲れている場合もありますが、病気のサインである可能性もあります。
例えば、
- 疲れが取れない
- やる気が出ない
- 常に気分が沈んでいる
などの症状が続く場合は、うつ病や心の病気が隠れていることがあります。
家事だけでなく、日常生活に影響が出るほど「何もやる気が起きない状態」が2週間以上続く場合は、注意が必要です。
例えば、家事が全くできなくなった、仕事に行けない、友人との予定をすべてキャンセルした、などの症状があるなら、医療機関を受診することをお勧めします。
疲れや無気力が続く原因としては、家事の疲れだけでなく、
- 季節の変わり目
- 生活環境の変化
- ストレスが多い生活
などが挙げられます。
このような状態が続くと、自律神経のバランスが崩れ、うつ状態になりやすくなるので無理をしないことが大切です。
妻が「何もしたくない」と言う
最近、妻が
「何もしたくない」と
言うんだけど…
と不安に思う男性もこの記事を読んでいるかもしれません。
これは、単に怠けたいわけではなく、心や体の疲れが溜まっているサインかもしれません。
毎日家事や育児をこなしたり、共働きの場合は仕事をこなしながら家事をすることは、非常に大きな負担です。
家事に休みはないため、相当心身の疲労が蓄積している可能性があります。
このような状況で大切なのは、妻の気持ちに耳を傾け、まずはどんなサポートができるかを考えることです。
例えば、「週末は家族で外食をして料理をしない日をつくる」「家事の一部を代行サービスに頼んでみる」など、具体的な解決策を提案してみましょう。
そして、妻が「何もしたくない」と感じる根本的な原因を一緒に探り、解決策を見つけることも大切です。
ストレスの原因が明確になれば、それを取り除くための方法を考えることができます。
例えば、小さな子どもがいる家庭で、
子どものお世話で
一瞬も気が休まらない
と妻が悩んでいるなら、子どものお風呂や寝かしつけを担当することで、妻に休息時間を取ってもらうことができます。
妻が「何もしたくない」と言ったときは、それを素直に受け入れてサポートすることが、家族全体の幸せにつながる第一歩です。
母親だけど何もしたくないしずっと寝ていたい
母親なのに
何もしたくない…
ずっと寝ていたい…
と悩む方もいるかもしれません。
たしかに母親としての責任はありますが、母親であると同時にあなたは、ひとりの人間です。
日々の育児や家事に追われる中で、「何もしたくない」「ずっと寝ていたい」と感じることは、誰にでもある普通の感情です。
特に小さな子どもがいると、自分の時間がまったく取れず、常に家事やお世話をしている状態です。
また、夫の協力が不十分な場合は、さらに疲労感や無気力を引き起こしてしまいます。
対処法としては、まずは家族や友人に助けを求めることです。
たとえば、週に一度はパートナーや家族に子どもの面倒を見てもらい、自分だけの時間を持ってみてください。
この時間を使って、
- 好きなことをする
- 友人に悩みを聞いてもらう
- 買い物や美容室などに行く
など、「母親」ではなく「ひとりの女性」として楽しむ時間を作るのがおすすめです。
ただゆっくり休むだけでも、気持ちはリフレッシュするはずです。
母親が自分の時間を持つことは、家族にとってもプラスに働きます。
リフレッシュできた母親は、子どもにとっても夫にとっても、より良い母でいられるからです。
時には自分を労わり、休息を十分に取ることは大切です。自分の健康と幸せを守ることが、家族全体の幸福に繋がります。
共働きで何もしたくないはNG?
共働きの家庭では、家事や育児を二人で分担することが理想です。しかし、実際にはそのバランスを取るのが難しいことがあります。
特に仕事の疲れが重なった日などは、家に帰ってから家事や育児に取り組むのは、精神的にも肉体的にも大きな負担です。
そのため、「何もしたくない」と感じるのは、自然な反応と言えます。
この問題を解決するには、まずはパートナーとのコミュニケーションが鍵です。
家事や育児の負担が偏っている場合は、それを率直に話し合い、公平な分担ができるように調整することが大切です。
また、時には家事を外注することも一つの解決策です。
例えば、
- 家事代行を頼む
- ミールキットを注文する
- クリーニングサービスを使う
など、家事の負担を減らせるサービスをうまく活用しましょう。
「何もしたくない」という気持ちをサインとして捉え、自分たちのライフスタイルを見直すきっかけにすることが重要です。
まとめ:【家事を何もしたくないあなたへ】原因とやる気がでないときの対処法
最後に今回の記事をまとめます!
- 家事を何もしたくないと感じる原因は多様である
- 家族から感謝を感じられないことが主な原因の一つである
- 家事の努力がパートナーや家族に伝わりにくい
- 毎日の家事は人が快適に生活するためには欠かせない
- 家族からの感謝の言葉がないことで孤独感を感じることがある
- 疲労が溜まることも家事をしたくなくなる大きな理由の一つ
- 体力や精神力を使う日中の活動後に家事を行うのは苦痛
- 家事は集中力や体力を使うため、疲れた体には負担が大きい
- 家事に対するプレッシャーも家事をしたくない理由として挙げられる
- 専業主婦は家事全般を自分の責任と感じることが多い
- 完璧を求めるプレッシャーからやる気を失うことがある
- 家事が終わりが見えないルーティン作業であることが原因の一つ
- 代わり映えのしない日常的な家事に飽きやストレスを感じる
- 自分の努力が実らないと感じることが家事のモチベーションを下げる
- 掃除や片付けの努力がすぐに元通りになることが挫折感を生む
- 几帳面で真面目な性格の人は家事が再び元に戻ることにストレスを感じる